プロ野球打者☆おもしろデータ〜プロ野球打者編

プロ野球打者

プロ野球〜プロ野球実践データ記録室

☆プロ野球打者情報☆



2011プロ野球おもしろデータ〜プロ野球打者
(2011年 交流戦終了時点)


スタジアム


真のプロ野球打者とは、記録より記憶に残る選手だと良く言われる。
しかし、記憶に残る真のプロ野球打者は、なんらかの記録を持っている。

打率・本塁打数・打点だけではなく、プロ野球打者として、ファンを魅了する記録。

選球眼が良い選手、粘って粘って相手投手をつかれさせる打者など、
チーム貢献度の高い選手は数多くいる。そういった記録をデータ化して分析してみた。

色々なデータを分析し、真のプロ野球打者とは、誰なのかを興味深く探ってみました。



■NOIに見る 長打・攻撃力のある本物の打者ランキング
選手の成績を数値化し、総合的に能力を判断できるOPSを進化させた
出塁率と長打力に注目したNOIと言う指標で野手を評価してみた。
 
一説によると  450以上・・・平均的な打者
          500以上・・・主力打者
          600以上・・・一流打者      といわれている

2011年は、低反発球の影響で本塁打は出にくくなっている。キッチリ
バットの芯で捉えないと長打は放てないし、本物の打者でしか結果に
つながっていない。つまり、正真正銘の本物があぶりだされた
と言う訳だ。
まずは、セリーグから見てみよう。1位はヤクルトのバレンティン選手、2位は同じくヤクルトの
畠山選手だ。長打率、出塁率とも非常にハイレベルで、バレンティン選手に至っては、他を
寄せ付けない600以上の得点をたたき出している。欄外にはなっているが、7位に位置している
青木選手を含めて、東京ヤクルトスワローズが前半戦 首位を走っている原動力になっている
事は間違いない。そして、5位にランクインした阪神の鳥谷選手に特に注目していただきたい。
打率.264、本塁打2本で、個人成績としては芳しくない。しかし、出塁率が極端に高く、
大きくチームに貢献している。主だった成績は良くなくても、確実にチームを牽引している。
鳥谷選手は、後半戦は間違いなく成績はアップしてくるだろう。

続いて、パリーグを見てみよう。パリーグでは、一流と言われる600点を超える選手は
2人もいる。ホームランを量産するよなスラッガーではないが、2塁打を中心とした中距離打、
短打、四死球を含めた出塁率が非常に高い。この2人こそ、本物の打者といえよう。
3位の内川選手は、高い打率だけでなく、本塁打を中心とした長打も多い。松田選手、
本田選手とあわせ、この3人がベスト5に入っていることが、ソフトバンクホークスが首位
であることの裏づけかもしれない。

セントラルリーグ NOI / 攻撃力ある本物の打者 (2011年交流戦終了時点)
順位 選手名 球団 得点 打率
1位 バレンティン ヤクルト .621 .312
2位 畠山和洋 ヤクルト .575 .302
3位 長野久義 巨人 .552 .328
4位 村田修一 横浜 .524 .297
5位 鳥谷敬 阪神 .524 .264

パシフィックリーグ NOI / 攻撃力ある本物の打者 (2011年交流戦終了時点)
順位 選手名 球団 得点 打率
1位 井口資仁 ロッテ .617 .337
2位 糸井嘉男 日ハム .600 .329
3位 内川聖一 ソフトバンク .576 .363
4位 松田宣浩 ソフトバンク .558 .293
5位 本田雄一 ソフトバンク .522 .328



■IsoDに見る、安打以外の出塁率
四死球による出塁率に着目してみた。早いカウントから仕留めるのは
決して悪いことではなく、安打にできれば良いことでもある。

しかし、相手もプロの投手。初球から打ってくる打者にはボールから
入ったり、誘い球を放り込んだりと工面してくる。そこを上手く、ファール
でカットしたり、見送ったりしながら、失投や打ちごろの球を仕留めるのも
プロの技術。 一概に、粘れる打者が良い打者とは限らないが、相手
投手に多く球数を投げさせ、疲れさせることで、チームに貢献している
ことは事実。そして四死球による出塁につながれば、さらに結構。
その、なかなか見えにくい貢献をしている選手は誰だろう。
下記のランキングを見てみれば、「なるほど」とこぶしをポンとたたいて納得してしまったファンも
多いだろう。データの見方としては、

     .100 以上・・・・本物の超一流プレーヤー
     .080〜.099・・・・一流プレーヤー
     .070〜.080・・・・合格

まずは、セリーグ。1位に中日・和田選手、2位に阪神・鳥谷選手が堂々と、本物の超一流
プレーヤーと認められる。特にこの2人は、今シーズン、低反発球に悩まされ、本来の成績を
残せていない。しかし、どんなにバランスを崩されても、ボール球には手をださず、四球を
選んで出塁している。和田選手の突出度合いは、満場一致の納得といったところだろう。
阪神・鳥谷選手は、少し以外ではあるが、鳥谷選手を良く見ているファンの方々は、当然に
思っているだろうし、こういったデータで高い能力が認められて、うれしく思っているはずだ。

中日勢では、今シーズン全く“なり”を潜めている森野選手も、一流プレーヤーの一人に
輝いている。ヤクルト勢は、定石どおり大ブレイクのバレンティン選手、畠山選手、そして
青木選手の3名が名を連ねた。広島・梵選手も良さを発揮している。

続いてパリーグ。堂々の1位に輝いたのは、千葉ロッテ・里崎選手だ。4位のオリックス・
バルディリスと同じく、打率の率い分、四死球による出塁で何とかカバーしようとしている。
ともに、.100以上の得点をたたき出した本物のプレーヤーだ。2位の千葉ロッテ・井口選手、
3位の日ハム・糸井選手は、高打率の上四死球出塁率も高い。完璧な選手といえよう。

一方、ワースト記録に注目すると、打率部門でダントツ1位のソフトバンク・内川選手が
入っている。苦手コースがなく、ヒットゾーンが広い内川選手にとって、四球を選ぶ必要もなく、
ストライクゾーンにきたボールは確実に仕留めるといった感じでしょうか。一流のアベレージ
ヒッター、イコール、選球眼も四球による出塁率も高いという概念は、この選手には、
通用しないのかも知れない。

セントラルリーグ IsoDに見る、安打以外の出塁率 (2011年交流戦終了時点)
順位 選手名 球団 得点 打率
1位 和田一浩 中日 .121 .234(24位)
2位 鳥谷敬 阪神 .108 .264(18位)
3位 バレンティン ヤクルト .089 .312( 2位)
4位 森野将彦 中日 .089 .201(29位)
5位 梵 英心 広島 .085 .215(26位)
6位 畠山和洋 ヤクルト .084 .302( 6位)
7位 青木宣親 ヤクルト .077 .304( 3位)
8位 ハーパー 横浜 .073 .266(15位)
9位 村田修一 横浜 .061 .297( 7位)
10位 井端弘和 中日 .060 .213(27位)

パシフィックリーグ IsoDに見る、安打以外の出塁率 (2011年交流戦終了時点)
順位 選手名 球団 得点 打率
1位 里崎智也 ロッテ .122 .243(29位)
2位 井口資仁 ロッテ .114 .337( 2位)
3位 糸井嘉男 日ハム .111 .329( 3位)
4位 バルディリス オリックス .103 .245(27位)
5位 福浦和也 ロッテ .082 .255(21位)
6位 栗山 巧  西武  .080 .299( 6位) 
ワースト3位 内川聖一  ソフトバンク  .029  .363( 1位) 
ワースト2位 高須洋介  楽天  .027  .285(10位) 
ワースト1位 銀仁朗  西武  .021  .277(13位) 



■チーム貢献度・総合打撃指数の高い打者 XR27
総合打撃指数 XR27 は、「ひとりの打者9人でチームを
構成したとき 、1試合で何点取れるか」という指標である。
つまり、打率上位者は、得点が高いことになる。パリーグの順位を
見てみると、ロッテ・井口選手、ソフトバンク・内川選手、
日ハム・糸井選手が、上位3人にバッチリ入っている。4位に
ソフトバンク・松田選手が入っているのは、やはり本塁打数が
きいている。

セリーグでは、打率上位者よりもむしろ、長距離ヒッターが
上位を占めているところに特徴が出ている。一方、打率上位者で
下位に甘んじているヤクルト・宮本選手、阪神・平野選手は
長打力が期待出来ないのと、四死球による出塁率も思ったほど高くない。本来あるべき能力を
今シーズンは、まだ発揮できていないように思える。後半は期待したいところだ。
セントラルリーグ XR27に見る、総合打撃力 (2011年交流戦終了時点)
順位 選手名 球団 得点 出塁率
1位 バレンティン ヤクルト 8.70 .312( 2位)
2位 畠山和洋 ヤクルト 8.08 .302( 6位)
3位 長野久義 巨人 7.23 .328( 1位)
4位 ラミレス 巨人 .588 .285(10位)
5位 村田修一 横浜 .574 .297( 7位)
17位  宮本慎也  ヤクルト  .400 .304( 3位)
18位  平野恵一  阪神  .363 .291( 8位)

パシフィックリーグ XR27に見る、総合打撃力 (2011年交流戦終了時点)
順位 選手名 球団 得点 出塁率
1位 井口資仁 ロッテ .872 .337(2位)
2位 内川聖一 ソフトバンク .868 .363(1位)
3位 糸井嘉男 日ハム .823 .329(3位)
4位 松田宣弘 ソフトバンク .774 .293(7位)
5位 坂口智隆 オリックス .599 .327(5位)

■一気にテンションを下げられる併殺打率
一気にチャンスをぶち壊す併殺打。守備側にとってみれば“してやったり”
だが、攻撃側にとってみれば、落差が大きくテンションが一気に下がって
しまう。応援しているファンも、がっくりと肩を落とし、その選手の評価を
地の底まで落としてしまう。併殺打とは、それほど厄介なものなのである。
しかし、クリンナップを任されている打者は、三振や併殺打を臆することなく、
目一杯のフルスウィングをし、ビッグイニングをたたき出すのも大きな役目
である。小さくまとまってしまうと、主力打者として看板を背負うことなど
できない。併殺打というものは、チームの貢献度と抱き合わせながら、
見てみないといけないと思う。
セリーグから見てみると、なるほどパワーヒッターがワースト上位を占めている。特にワースト3位
ではあるが、本塁打数、出塁率がともにトップのヤクルト・バレンティン選手は、多少の併殺打に
討ち取られても、余りあるほどのチーム貢献度を誇る。一方、ワースト4位の広島・トレーシー選手、
ワースト6位のヤクルト相川選手、7位の中日・井端選手は、チーム貢献度としては、非常に低い。
特に、中日・井端選手は、粘りある打者で有名で、併殺打や三振が少なく、四死球を上手く選び
出塁したり、アウトになっても塁上のランナーを進めるバッティングが上手いと、高い評判の選手
であるのに、残念だ。昨年、戦線離脱してから非常におかしくなっている。ショートからセカンドへの
守備のコンバートが影響しているのだろうか。

パリーグに目を落としてみると、一様に、長打力に長けていたり、出塁率が高かったりと、
理にかなったプレーヤーが多い。また、パリーグは併殺打率も、平均して低めである。大味な
野球をしているように見えるパリーグだが、実は荒い野球ではなく、上手く結果につなげている
ように思われる。多村選手や山崎選手がセリーグ時代には、併殺打も多い上 出塁率も低い、、
長打以外は併殺打と、なんとも評価の低い選手だった。パリーグに移籍しても併殺打は
多いものの、印象ががらっと変わっているのは、内容が良いからに違いない。

今年のセリーグは、なんとも物足りない印象を受ける。交流戦でも完膚なきまでにパリーグに
やられている。後半戦は、もう少し内容の濃い野球をしてもらいたいものだ。

セントラルリーグ 併殺打率 (2011年交流戦終了時点)
順位 選手名 球団  併殺打率 本塁打 出塁率打率
ワースト 1位 ハーパー  横浜 4.9 8 .337
ワースト 2位 村田修一  横浜 4.5 9 .345
ワースト 3位 バレンティン ヤクルト  4.4 16 .405
ワースト 4位 トレーシー  広島 4.3 .293
ワースト 5位 新井貴浩  阪神 3.7 5 .340
ワースト 6位 相川亮二  ヤクルト  3.6 0 .261
ワースト 7位 井端弘和  中日  3.4 0 .286
ワースト 8位 宮本慎也  ヤクルト  3.1 0 .346
ワースト 9位 ブラゼル  阪神  2.6 5 .287
ワースト10位 渡辺直人  横浜  2.6 1 .320

パシフィックリーグ 併殺打率 (2011年交流戦終了時点)
順位 選手名 球団  併殺打率 本塁打 出塁率打率
ワースト 1位 多村仁志 ソフトバンク 4.0 2 .349
ワースト 2位 中田翔 日ハム  3.0 9 .313
ワースト 3位 浅村栄斗 西武  3.0 4 .352
ワースト 4位 山崎武司 楽天  2.8 7 .337
ワースト 5位 中島裕之 西武  2.7 9 .337
ワースト 6位 栗山巧  西武  2.7 1 .384
ワースト 7位 福浦和也  ロッテ  2.4 3 .333
ワースト 8位 高須洋介  楽天  2.4 0 .329
ワースト 9位 北川博敏  オリックス  2.4 1 .298
ワースト10位 カブレラ  ソフトバンク 2.3 6 .257




スコアボード


おもしろデータ プロ野球投手編 おもしろデータ プロ野球打者編

WHIP   安定感ある投手

DIPS   投手本来の能力ランキング

■HldR    自己責任処理率

■K/BB   安定度の高い投手

    <バックナンバー>
       ・2010年度 投手編
       ・2009年度 投手編

      2008年度 TOP

■NOI   長打・攻撃力のある本物の打者

■IsoD   安打以外の出塁率

■XR27  チーム貢献度・総合打撃指数

■一気にテンションを下げられる併殺打率

    <バックナンバー>
       ・2010年度 打者編
       ・2009年度 打者編
       ・2008年度 TOP
球団別戦力分析◆セントラル・リーグ◆
中日ドラゴンズ 阪神タイガース 読売ジャイアンツ
東京ヤクルトスワローズ 広島東洋カープ 横浜ベイスターズ
球団別戦力分析◆パシフィック・リーグ◆
福岡ソフトバンクホークス 埼玉西武ライオンズ 千葉ロッテマリーンズ
北海道日本ハムファイターズ オリックス・バファローズ 東北楽天ゴールデンイーグルス
リンク集 プロフィール


番外編 趣味のページ
雑記帖 キャンプ&アウトドア 山のページ
各種スポーツ@(あ〜お) 各種スポーツA(か〜す) 各種スポーツB(す〜な)
各種スポーツC(は〜ほ) 各種スポーツD(ほ〜ら) ダイビング

ニュー スポーツ
チュックボール ブーメラン フライングディスク ペタンク

ボール&メット
相互リンク募集中です。
whistle200@yahoo.co.jpまでご連絡ください。お待ちしております。
Copyright(C)2005 Whistle プロ野球実践データ記録室  All Rights Reserved